keny.s blog

何かに特化とかはないですけど趣味の内容が多いかと。

第7回守山野洲川クリテリウム 滋賀県選手権


守山野洲川クリテリウムで開催される年に1回の滋賀県1位を決める滋賀県選手権に今年も参戦。

出場資格が滋賀県在住か滋賀登録の選手のみとなるレースです。


僕の所属してるホビーレーサーチームのWhite Jackとして三連覇がかかっておりチームメンバーのF野さんとしては二連覇のかかったレースになりました。


しかし今年の滋賀県選手権は1周目からトラブルが起こり弱虫ペダル並みのドラマがありました。


今年の出場チームメンバー数は8人。

キャプテン、スプリンターF野さん、スプリンターノブ、特急列車D、クライマーO川さん、クライマーH添さん、逃げ潰しの豆、自称クリテリウムスペシャリストKenny(つまり特化した脚質がない(笑))

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作戦は1周目から3周目までメンバーで全開フルローテしてなるべく先頭集団を絞ってその後逃げを試み逃げが出来たら逃げ切りを狙う。

無理なら残り3周で覚悟決めて全員でトレイン組んでスプリンターでスプリント勝負と決めてました。


そして1周目のリアルスタート直後から作戦通り全開で特急Dが加速。

190cm90kgのモンスターパワーで軽く50km/h超え。

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ホームストレートは2番手の僕に交代で50km/h前後を維持して走ってると後ろで落車の音がしました。

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振り返って確認するとWhiteJackのジャージが何人か確認出来たので被害は無かったと思いそのまま走り続けて第1コーナー辺りで若い子に抜かれその若い子がそのまま先行。

差が開きつつある中で堤防に登ったら毎年応援に来てくれるH嶋監督(チームのエースクライマー)の『F野さん落車❗️』との声が聞こえてきました。


マジか!と思ってるとそこに何人かチームメンバーが上がってきて当初の予定変更を余儀なくされスピードを控えめにローテ開始。多分皆んな次のどうしようか考えてたんやと思います。

若い子の1人逃げの差が7秒か8秒くらいでそれ以上開かないように2周目を走ってると豆が横に来てDが最後尾で半周差ついてるF野さんを[迎え]行ったと伝えて来ました。

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その時Dのフィジカルを知ってるので必ず【帰って】くるという自信が何故かありました。

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その後は僕はほぼ最後まで集団の10番手以内をキープ。

逃げていた若い子は高校生のアタックやらペースアップで程なく吸収。

しかし逃げてた子は強かっです。吸収されても先頭を引いたりアタックに反応したりとその他の高校生とかは元気なのでおっさんはマークするのが大変でした。(笑)


他のメンバーも集団の先頭でコントロール

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そんな事を3周くらい繰り返してると5周目辺りでなんと特急列車D90kg系に乗ってF野さんが先頭集団にご帰還!

振り返ったらそこにいました!

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途中また誰かは覚えてないんですけど1人逃げ出してそれに1人が反応。

その逃げを見てると追いついた人が逃げてた人に背中に手を当てて何やら喋ってる様子やったのでこれはマジで逃げるつもりと判断して即追いかけました。すると1人が付いて来て逃げが4人になりそのまま少しの間4人の逃げが出来ましたが僕は逃げを潰しに来たので交代を要求されましたが先頭交代はせずに先頭に出てもペースを上げずに走っていると後ろからチームメンバーが集団を引いて逃げは吸収。後から聞いた話やと僕は逃げを潰すつもりでメンバーは逃げを吸収するつもりだったと言っていたので考えが一致してました。


そして残り3周辺りから逃げ切りを狙う選手が飛び出したりしたので吸収しに行こうとしたらDが前にスッと来て右手を出して『行くな』の指示。それを2回程指示を受けたらDが加速して一瞬で吸収。ちょっと踏めば吸収出来ると分かっていたので僕の脚を使わないようにする配慮だったようです。(良く見てる)


残り2周でまた若い子がアタックそこは豆が追いかけそれに若い子たちが付いて行きホームストレートのラスト1周のジャンを聞いた辺りで吸収しそのまま堤防への登りに。そこで1人ペースを上げて行きましたがおっさんはそんな簡単には切れません(笑)


ラストの堤防で前には若い子が4人。

振り返って誰もいなかったら僕がスプリント勝負してチーム三連覇を取りに行く気持ちで脚を残した状態で走っていました。

そこで振り返るとそこには落車して半周差から弱虫ペダルの坂道君ばりにF野さんを迎えに行ったDと落車しても諦めずDと合流するまで1人で集団に追い付こうと全開で走り続けた最強メンタルの持ち主F野さんの姿がありました。


その時のDとのアイコンタクトがまた完璧で多分声は発して無いと思ってるですけど間違いなく僕には『OK行こう❗️』と聞こえました。


ここで昔あったHTCハイロードのトレイン


アイゼル、レンショー、カヴェンデッシュの完成!


そこから全開で50km/h近くまでスピードを上げ1番前まで出て走ってるとこれは間違いなく声に出して言われた事なんですがDから『行けるとこまで行って❗️』と(笑)

そのつもりや!と思って残り500m辺りまで引いて力尽きて終了。

DとF野さんが綺麗にラインなっているのを確認して集団のゴールを見送り僕もゴール地点に来るとH嶋監督とK村さん応援団から【取った❗️】の声。

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三連覇を達成しました。


しかもDも最終発射台にも関わらず3位と今回のレースで1番活躍してたと思います!


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残念なのがキャプテンとスプリンターノブはゴール前の最終コーナーで不運の落車でゴールはしたものの怪我をしてしまいました。


今回はチームの1年間の目標の1つを達成しました。

僕にとっても滋賀県選手権はとても大事なレースの1つですが僕はまだ今年は大事なレースがまだまだあるのでこの気持ちを忘れずに頑張ります!

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[レース状況等はうる覚えな感じで書いてますので出場された方や観戦されてた方が見られてここは違うぞとかあればまた教えてください。]